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【05くじら】カエルとのお別れ🐸
くじら組でカエルを飼い始めて約2か月が経ちました。
その間、毎週飼育ケースの掃除をしたり明石公園にバッタを捕まえに行ったりと一生懸命お世話を頑張っていた子どもたち💗
しかし最近は気温が高く、餌のバッタを捕まえに行けるタイミングもなかなかありませんでした。
そこで、このまま飼い続けるのか、どうしてあげるのがカエルたちにとって一番良いのかをみんなで話し合うことにしました。
「逃がしてあげた方がいい!このままだと餌が無くなって死んでしまうから。」
「(カエル自身で)自由に餌を捕まえに行ける方がいいよね。」
「カエルも家族のところに帰りたいと思う。」
様々な意見がありましたが、みんなの総意は『逃がしてあげる』ということでした。
「じゃあどこに逃がしてあげるのが一番いいと思う?」と子どもたちに問いかけると、
「園庭にある小さな田んぼ!」
「捕まえてきた淡路島の田んぼ!」
「でも田んぼはもう稲が大きくなってるから、狭くなっちゃってるよ。」
「それに淡路島まで行けないし…。」
「明石公園がいいんじゃない?池もあるし、仲間もいると思うよ。」
みんなで話し合った結果、逃がすところまで自分たちの手でやってあげたいということで、明石公園の池に逃がしてあげることになりました。
話し合いが終わるとさっそく公園へ向かいました。
「最後にちょっと触りたいかも。」「なんか寂しいね。」と別れを惜しむ姿も😢
一匹ずつそっと石の上にのせてあげると元気に池に飛び込み、自然に帰っていきました。
「バイバイ!」「ありがとう!」「また会おうね!」と手を振って見送る子どもたち👋🏻
寂しさのあまり涙を見せる子も。それだけ愛情をもって大切に、お世話を頑張っていました✨
子どもたちはカエルの飼育を通して、生き物を飼う大変さや命の大切さに気付くことができたと思います。カエルがいなくなって少し寂しくなった保育室ですが、くじら組にはまだカニやカブトムシもいます。これからも生き物の飼育を通して命との関わり方を考えていけたら良いなと思います😌