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コウノトリの郷公園
今回は5歳児くじら組の子どもたちと遠足で訪れた、『兵庫県立コウノトリの郷公園』と『豊岡市立コウノトリ文化館』をご紹介します。
✴︎右がコウノトリ
クチバシが黒くて目の周りが赤い
✴︎左はシュバシコウ
コウノトリの巣のレプリカに入って体験できます。
コウノトリ文化館のお兄さんがクイズを出してくれました。予習バッチリの子どもたちは全問正解でした。
いよいよコウノトリと対面です。
子どもたちには興奮した高いトーンで感想を口にします。
大きいね!
脚に輪っかがついているよ!
オスとメスはどうやってわかるのかな?
明石から豊岡まで子どもたちを乗せての遠足は片道3時間かかりました。
そこまでしてなぜコウノトリを見に行ったのかと言うと、くじらの願い『地域を愛する』活動にぴったりであると思ったからです。
兵庫県の県鳥でもあり、豊岡では古くからコウノトリを『つる』と呼んで大切にしてきました。
一方でコウノトリは縁起物として乱獲や、田畑の農薬の影響により1971年に絶滅しました。
大陸のヒナを譲り受けて守り育み2005年に再び豊岡の、日本の空を舞うことになりました。
現在は383羽まで数を増やし、全国各地、大陸まで飛来しているそうです。
『命の大切さ』『人と自然の共生』を考えるきっかけとしても適していると思います。
そして、あまり知られていないかもしれませんが私たちのふるさと明石にもコウノトリはやってきます。
広い単位で言うと兵庫県も私たちの『地域』です。
豊岡と明石をつないだコウノトリ。
今年度初の試みで、コウノトリの物語をオペレッタにして演じる予定です。
読んでくださった皆様、よろしければコウノトリの郷をぜひ訪れてみてください。
(城崎マリンワールドの日和山海岸ミュージアムも併せてみていただけると理解がより深まると思います)
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