- ブログ
『ことばの種』の紹介(児童発達支援センター伊予くじら)
上ノ丸くじら保育園、園長の皆見です。今回は姉妹園のブログの紹介をします。
私のふるさと愛媛県にある”くじら”の施設のひとつ『児童発達支援センター伊予くじら』では、3~5歳の発達に課題のあるお子様が通う施設があり、そこに勤務する言語聴覚士(ST)の先生が毎週更新しているブログがあります。
タイトルの通り”ことば”に関する内容を中心として、子育てのヒントになることがたくさんあり、保育士の私が読んでも『そうだったんだ!』『理屈は分からなかったけど自然とそうしてた!』という記事がたくさんあります。
皆様のヒントになればと思い、直近の記事をご紹介いたします。以下のリンクからご覧ください。
①(本当かな)ことばの種 – 児童発達支援センター伊予くじら (edumap.jp)
②(ブドウの木)ことばの種 – 児童発達支援センター伊予くじら (edumap.jp)
③(子どもと話すコツって)ことばの種 – 児童発達支援センター伊予くじら (edumap.jp)
この記事を紹介したかったのは、ブドウの木の話に強く共感したからです。私も幼少期に同じことを思っていたことを思い出しました。
好きな食べ物はと聞かれたら『ブドウ』と答えるようにしていましたが、本当は、種のある巨峰は苦手で、種のないデラウエアが好きなのに説明ができなくて『ブドウ』と言っていました。思えばそこに違和感を感じていたのに説明ができませんでした。
今は『ブドウの中でも、小粒で種がなくて食べやすくて、ちょっと酸味のある味が好きなので、”デラ”が好き』と詳しく話せます。
こどもたちに『〇〇好き?〇〇する?』って聞いても実は、思っていることと言っていることがチグハグなことがあるかもしれません。こどもたちの言葉をストレートに聞くのではなく、本当に言葉の通りかな?そんな視点をもってこどもと接し、こどもたちの気持ちを察することが私たち保育士の基本的な姿勢だと思います。
しかし、大人になっていくにつれて、こどもの心から遠く、気付きにくくなってしまう自分を悔しく思いました。これらの記事は、こどもたちに寄り添う姿勢を常に持ち続けたいと思うエピソードでした。
(余談です)愛媛というと私のふるさと、南予のみかんですが、ブドウ、梨、いちごも盛んに栽培されています。中予はキウイも有名です。明石からはちょっと遠いのですが機会がありましたら『いっぺんきさいや、おいでなせ』