- 絵本紹介
『人権絵本』の紹介はじめます
昨年度、不適切保育が話題になり、私たちも心を痛めています。
私たち上ノ丸くじら保育園の職員もひとりひとりが自分の保育を見つめ直しました。不適切な保育をしない、させないために”子どもの人権”を改めて学んでいます。そして、子ども達にも自分を大切にすること、相手を尊重することを意識して伝えていこうと思い、毎月「心が優しくなる絵本」を紹介いたします。
初めての人権絵本紹介は、次の2冊です
「ぼくのきもちはね」 コリー・ドフェルト・作 石津ちひろ・訳
積み木のお城を壊されたテイラーの話です。
動物たちがなぐさめようとするのですが・・・テイラーの気持ちは?
子どもの心に寄り添うことって何だろうと考えさせられる本です。
「やさしさとおもいやり」 宮西達也作・絵
宮西達也さんの恐竜シリーズの1冊です。
300年前から山のてっぺんに立つ赤い木と恐竜たちの話です。
大変なことに遭遇した時に相手のことを思いやったり、優しくしたりできるだろうか。
本当の優しさとは何だろうと考えさせられる本です。
2冊とも子どもがいとおしく優しくかかわりたくなる本です。これらの本は、玄関に置いて貸し出しているので、是非お子様と一緒に読み、“ぎゅー”と抱きしめてあげてください。