- 園長のコラム
『ネグレクト』児童虐待防止についての園内研修

2000年11月に児童虐待防止法が制定されたことから、毎年11月は児童虐待防止月間となっています。
そこで、園内でも虐待について研修を行いましたので、紹介いたします。
虐待とは、その行為がこどもの”人権を侵害”していること
人権侵害とは?→生きていくために必要な権利を奪われること
- 身体的・精神的・性的虐待→こどもに対して不適切な行為をする虐待
- ネグレクトは逆に、適切なこと、必要なことをしない虐待
近年多くなってきてるのが”ネグレクト”です。





適切なこと、必要なことをしないのがネグレクト
その他にも様々なネグレクトがあるようです。
先日、3歳児健診『デンタルネグレクト』という言葉を知りました。
口内ケアが行き届いていないと、ネグレクト傾向がわかるというものです。
口内ケアを見るだけではわかりませんが、例えば仕上げみがきを見れない日もあるかもしれませんが、繰り返し虫歯になる程になると”適切なことが不足している”と見られますし、生活の他の場面でもそのような傾向が見られることがあります。
他にも言葉だけを聞いてもイメージしやすいのが栄養ネグレクト、衣類ネグレクト、保健ネグレクト、医療ネグレクトなど。
他にも身近なもので教育ネグレクト(保護者の都合で園や学校をお休みする、遅刻する。きょうだいの世話や家事をさせてお休みさせる)などもあります。
知っておくことで気をつけられることがあると思います。
子育てに困った時には園もお話を聞いたり、関係機関におつなぎしたりしてお力になれるかもしれません。悩んだらご家庭で抱えずお声掛けください。共に考えましょう。