- 園長のフィールドワーク
あずきだけじゃない!あずきミュージアム(御座候)

野山の自然が大好きな皆見のフィールドワークですが、野山じゃなくても遊びやお出かけのヒントとなる情報を不定期発信しています。
最近は『御座候』にハマっていて姫路市にある御座候の手がける『あずきミュージアム』に出かけてきました。
御座候とは!?ですが、大判焼き、太鼓まん、今川焼きと呼ばれる形のあんこが入ったお饅頭です。
私の出身県、愛媛の松山市では日切焼きという名前でも売られていますが、関西に来て回転焼きという呼び名と、当園の仲間から教えてもらって『御座候』を知りました。
御座候に明石周辺で出会うことがなく、加古川のイトーヨーカ堂に出かけた際に初めて出会いました。
これまで食べてきた太鼓まんと違って、甘すぎないあんこにハマり、もっと食べたいと思うものの、加古川・・・と思っていたら、垂水駅と三宮駅でも売っていることを知り、さらに調べていると姫路が本社で、あずきを深掘りしたミュージアムを手がけていると知り、早速出かけました。
あずきミュージアム
兵庫県は◯◯ミュージアム、◯◯博物館といった場所が多くてとてもおもしろいです。小豆に特化した場所があるとは思いませんでした。
食品としての小豆、小豆の標本、小豆の栽培方法、小豆の世界・日本での違い、小豆の歴史・・・
それから幼児でも楽しめる、小豆で遊ぶ小豆クラフトのコーナーやあずき博士になれるクイズ(認定証発行)、御座候を焼く職人になる顔はめパネルもあります。レストランでは全てに小豆が入った小豆御膳をいただけます。(デザートには小豆ソフトと小豆茶)


あずきミュージアムで学んだこと
少し書いてみます。
・小豆の国内生産量圧倒的1位は北海道(3大産地は、北海道、丹波、備中)
・北海道で栽培される小豆の王様エリモショウズ(厳しい環境の「襟裳岬」にちなんだ名)
・マメ科の植物にはもれなく根粒菌がついて、こぶができることを知りました。
・あずきは海外ではマイナー。育てた小豆も現地ではほとんど食べられずほとんど日本に輸入されているそうです。
・約6000年前、縄文時代から食べられている
ミュージアムの帰りに、隣に併設されているショップで20個買いました。
1個110円でこのクオリティ!もっと欲しいと思いながらも冷凍庫がいっぱいにならないように、そして食べたい時は新鮮な物を求めて垂水駅へ買いに行こうと思っています。
こんなに楽しんだのに、そもそも御座候ってどういう意味なのかを知らずに帰ってしまいました。
きっと当園に関心をもつ皆さまが最初に疑問に思った、明石で、上ノ丸で、何故くじら保育園なのか?と同じように御座候って??と、思ったからにはこの記事を書きながら調べました。皆様もぜひググってみてください。
