- 園長のフィールドワーク
【夏のお出かけ】人と自然の博物館(ひとはく)
久しぶりの園長のフィールドワークです。
フィールドワークといっても、天気予報アプリからは毎日「危険!屋外での活動はなるべく控えましょう」と通知が来ます。遊べんやん!!とひとり心の中で突っ込みながら、遊ぶ場所や室内遊びの開拓に勤しんでいます。
園は屋上に日よけもできたことですしプールや水遊びもできますが、ご家庭では土日の休みはどう過ごすか悩まれるかと思います。
そこで、自然が大好きな上ノ丸くじら保育園のこどもたちにオススメなのが、兵庫県立 人と自然の博物館です。
兵庫県立 人と自然の博物館
場所は神戸市の北側、三田市にあります。園からだと車で50分程度です。
(車やGoogleマップのナビだと毎回違うところを案内されるので、向かい側のフローラ88を目指すと良いです)
本館前のエントランスでは大きなティラノサウルスのレプリカと、触れるアンモナイトが展示されていてワクワクします。
本館は階段降りた先が受付で3階という作りになっています。
受付から動物の剥製が見えて、少し進んだ先には私たちの大好きなコウノトリにここでも出会えます。
スタンプラリーができますので小さな子どもでもスタンプラリーを楽しめます。
右側のスタンプラリー用紙を見てお気づきの方もいらっしゃるかもしれません。
実は”くじら”にも会えます。
2001年に大阪湾に迷い込んだくじらの標本です。くじらの標本がどのようにしてできるのか、ぜひ現地に会いに行っていただければと思います。(ちなみにこれはシロナガスクジラです。)
ここで問題です。これは何の標本でしょう?ヒントは国の天然記念物です。
(後ろに見えていますが…)答えは一番最後です。
個人的にはヒクイドリの剥製もおもしろかったです。それからチョウの標本はキラキラかわいいし飾り方もただ並べるだけじゃなくて工夫していることを感じました。
兵庫といえば恐竜の化石もたくさん展示されています。
こちらは木の化石。表面はツルツルのピカピカです。
左はヤクスギ、右はクスノキです。
ヤクスギの中心は鎌倉時代1192年、外側には太平洋戦争1941年と書かれていました。
長い長い年月を生きてきた大木の力強さと神秘さを感じます。
3・2・1階と進んでいくと、最初は子どもたちが興奮するコーナーが多いのですが、阪神淡路大震災や化石発掘について展示資料を見ていると大人の方がどんどんのめり込んでしますかもしれません。
最後はエレベーターで4階へ行くとサロン・図書コーナーがあって、大きな昆虫のレプリカも展示してあります。下から覗きこめてこどもたちも楽しいです。
例えばダンゴムシの裏側はこんな感じです。
2024年7月6日〜9月1日まで毎日新鮮 魚の剥製展を行っています。
カニは本物をベースに作っていますが、リアルな魚はなんと手作りです。現地でぜひご覧ください。
館内の見学が終わったら最後に2022年10月にオープンしたコレクショナリウムにも足を運んでください。見学できるのは1階だけですが、野鳥の剥製がたくさん展示されています。
全体を通してゆっくり回って1〜2時間程度です。 お出かけの時間的にもちょうど良いのではないかと思います。
夏のおうち時間ど〜しよ〜となったら、足を伸ばしたお出かけ候補にぜひご検討ください。
最後にクイズの答えです。
標本の答えは、”オオサンショウウオ”でした!