- 園長のフィールドワーク
たんぽぽに似てるけど…
たんぽぽに似ているけど…ってお花、よく見かけませんか?
今回はそんなたんぽぽの仲間と、最近見かけた野の花を少し紹介します。
ブタナ
キク科エゾコウゾリナ属
花だけ見るとたんぽぽにしか見えませんが、背が高くて枝分かれして花が2〜3個咲くのが特徴です。
ノゲシ(ハルノノゲシ)
キク科ノゲシ属
名前に”ケシ”とつくのはケシと葉が似ているだけです。
花は触ると少し「ネバネバ」
花の後は、たんぽぽみたいに綿毛ができます。
葉は柔らかくて天ぷらで食べられるそうです。
似た花に『オニノノゲシ』があり、そちらはトゲトゲしていて、見かけ通り触ると痛いので要注意。
“春”に対して『アキノノゲシ』があります。葉っぱは
ここからはたんぽぽ関係なく、最近出会った野の花の紹介です。
ニワゼキショウ
アヤメ科ニワゼキショウ属
公園や道端の日当たりの良いところで見かけます。
ピンクの花もあるそうです。庭によく生えて石菖に似ているからニワゼキショウという名前になったそうですが…そもそもセキショウがわかりません…(すごい適当なコメントですが…)
花は1日でしぼんで、3mmほどの実をつけます。
ヒメツルソバ
タデ科イヌタデ属
金平糖みたいな小さな花が密集しています。ほぼ1年中みかけ、道端、公園、アスファルトや石垣の間などから生えてきます。
これもおひたし、酢の物、天ぷらと食べられるようです。
コメツブツメクサ
マメ科ジャジクソウ属
同じマメ科ジャジクソウ属のシロツメクサ(クローバーの花)に似ているが小さいことが名前の由来。
茶色いのは枯れた花で、この中で小さな小さなタネが育っているそうです。
今回は5つご紹介しました。こどもたちと野に咲く花のミニブーケ作って遊ぶと楽しいですよ。
ぜひ園からの帰り道で摘んだ野の花をお部屋に飾って楽しんでみてくださいね。
ヒメコバンソウと名前がわからないフワフワのドライフラワー
野の花ミニブーケ