- 園長のフィールドワーク
秋の明石公園(遊具の注意点)
明石公園も秋が深まってきました。園児も毎日のようにお散歩へ出かけています。
野山の自然が大好きな皆見のフィールドワーク。遊びやお出かけのヒントとなる情報を発信していきたいと思います。
今回は明石公園北側の様子を少しご紹介します。
子どもの村がリニューアル
草木で暗い雰囲気だった子どもの村は固定遊具が増えて楽しい場所になっていました。
遊具は楽しい一方で、使い方を間違えると大きなけがの危険があります。
これまで当園では、固定遊具で遊ぶ機会が遠足しかなかったため、子どもたちの『経験値=遊具に慣れているか』に差があります。家庭で遊びに行っている子は慣れていますが、そうでない子は『危険な行動がわからない』
援助の例を記載しますので、ご家庭で遊ぶ際の参考になさってください。
(1)ブランコ
①柵の外で並んで待つ。
②交代する時は走らない。ブランコを漕いでいる子がいたら近づかないようにして交代する。
③ブランコに乗っている友達の背中を押さない。
自分がブランコに慣れてないと、押す時の力加減がわかりません。友達が楽しめるように親切で「押してあげようか?」ということがありますが、大人が押しましょう。
(2)回転遊具
①座る場所と立つ場所を守る。
座る場所に立ってハンドルを握ると振り落とされる恐れがあります。
②必ず『乗ります』『降ります』という。
急に乗り降りすると危ないです。
③子どもは回転させない
大人でも反対側の子どもが見えにくいです。
(3)大きなシーソー
①必ず『乗ります』『降ります』と言う。
急に乗り降りすると危ないです。
②前を向いて座り、バーを持つ。
(4)ロープの遊具
①手を離さない
「見て、手をはなせるよ」と自信がある子も不意にバランスを崩すことがあります。
②怖い子は真ん中くらいにしておく
大人は背中側に立ち、背中やお尻に軽く手を添えて支えましょう。
体重を預けてくる場合は無理に上まで登らないようにして、慣れてきたら上まで登ってみましょう。
上まで登って降りてこられない時は大人が抱き下ろしましょう。
③反対側にまたいでいかない
慣れると一番上まで登って反対側へ行こうとする子が出てくるのではないかと思います。
幼児の間は危ないのでやめておきましょう。
3歳未満のお子様が遊べそうなのは、デコボコすべり台、座席のついたブランコ、歯車や時計のビジーボードなどがありました。
・近くにトイレと自動販売機がありました。
(明石公園は北に行くほど自動販売機がなくなりますので飲み物の確保は必須です…)
・以前あったローラー滑り台は撤去されています。
秋の自然
(1)千畳芝のそば
★数珠玉
川原などの水辺で見かけられます。子どもたちと遊ぶ時は、ひもを通してネックレスにしたり、お手玉の中身にしたりします。
★ガマの綿毛(以前紹介した記事はこちら)
フワフワの綿毛が飛び始めました(ソーセージの状態のガマはカチカチです)
(2)剛ノ池
★アオサギ…魚を何度か食べているのを目撃しました
★カモ(ヒドリガモ)…水鳥が少しずつ渡来しています
くちばしが水色で体が赤茶色なのがヒドリガモの特徴です。
(3)明石空襲の碑 周辺
兵庫県立図書館のそばには明石空襲の碑があります。
碑の周りにまつぼっくりが落ちているのですが、ジャンボサイズが2つ落ちているのを見つけました。
見上げてみても、現在はジャンボサイズは成っていないように見えました。もしかすると時々できるのかもしれません…。
以上、明石公園のお出かけ情報でした。